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トロロッソ・ホンダの誕生で日本人ドライバーにもチャンスが

2017年09月17日(日)18:02 pm

2018年からホンダがトロロッソにエンジンを供給することが発表され、日本人ドライバーがトロロッソに加わる可能性も出てきた。

ホンダには育成ドライバーの松下信治(まつした のぶはる/23歳、ARTグランプリ所属)がいる。現在はF1直下のカテゴリーであるF2に参戦し、8月初めにはザウバーでF1テストも経験した。

■パートナーの要望を考慮するとトスト

ホンダとの提携が発表されたF1シンガポールGPで、トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、ホンダが推すドライバーをチームに迎えることに前向きな姿勢を示した。

「ダニール・クビアトとカルロス・サインツがわれわれと共に今シーズンを終えると考えている」

「来年のドライバーに関してはレッドブルが決める。もちろん、パートナーから要望があればそれも考慮に入れる」

サインツはルノーF1に1年「ローン」という形で移籍することが決まっており、その後任にはレッドブルの育成ドライバーであるピエール・ガスリーがステップアップすると見られている。ガスリーは現在、日本でスーパーフォーミュラに参戦中だ。

■チームの決断を待つクビアト

一方、23歳のクビアトはトロロッソとの契約延長を待っている状況だ。

「僕について考える時間がチームにできるのを待っているところだ」とクビアトはシンガポールで語っている。

「今日はそのときじゃない。メインは今週末のレースだからね」

「でも、状況を明確にして答えを出すときはもうすぐ来るよ」

クビアトは、トロロッソとホンダの提携を歓迎しているが、松下の存在について聞かれると、「それにはコメントしたくない」と答えた。

「F1では、本当にあっという間に状況が変わる。だから心配したり恐れたりし始めるのはまだ早いよ。それが正しいアプローチだと思う」

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