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【P3レポート】トップはベッテル マクラーレン・ホンダはQ3進出に黄信号/F1カナダGP

2017年06月11日(日)0:21 am

2017年F1第7戦カナダGPが6月10日(土)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(全長4.361km)で2日目を迎え、現地時間10時(日本時間23時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。

●【タイム結果】F1カナダGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

予選前最後の練習走行セッションでは、フェラーリ勢が序盤から積極的に最も軟らかいウルトラソフトで周回を重ねていく。一方、最大のライバルであるメルセデスAMG勢はスーパーソフトタイヤで最初の走行プログラムを展開する。

セッションが折り返し点を迎える時点ではベッテルがトップに立ち、それにメルセデスAMGのルイス・ハミルトン、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが続く展開となり、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソも6番手につけ、予選Q3進出の期待を抱かせるパフォーマンスを示した。

セッションが後半に入ると、各ドライバーが本格的な予選シミュレーションを展開。フェラーリのベッテルとキミ・ライコネンが1分12秒台に乗せて全体をリードしていく。ハミルトンやフェルスタッペンも1分12秒台に乗せたものの、フェラーリ勢のタイムには届かない。

終盤には中堅グループの戦いも激しくなり、ルノー、ウィリアムズ、フォース・インディア、トロロッソらがタイムを更新。アロンソは少しずつ順位を落としていく展開となる。

結局、カナダでの予選前最後のセッションは1分12秒572を刻んだベッテルがトップのままでチェッカーフラッグが振られた。

カナダGPフリー走行3回目のトップ10ドライバーは次の通り。
トップはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、2番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、4番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)、6番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、7番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、8番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、9番手エステバン・オコン(フォース・インディア)、10番手カルロス・サインツ(トロロッソ)。

マクラーレン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソがトータル18周を行って12番手、ストフェル・バンドーンはトータル22周を行って16番手だった。

F1モナコGP予選は、このあと日本時間2時から始まる。

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