F1の新オーナーとなったリバティ・メディアは、ドイツ国内でのF1放送を有料放送のみとすることを検討しているようだ。
現在、ドイツ国内ではテレビ局『RTL』が無料放送を実施している。だが、同局とF1との現在契約は今年で満期を迎えることになっている。
新オーナーにより、F1マーケティング責任者に指名されたショーン・ブラッチスはドイツの『DPA通信』に対し、有料テレビ放送が「金を生み出すものだ」と語り、次のように付け加えた。
「現在の市場においては有料放送の浸透度は無料テレビよりも低い。イギリスに比べると、ドイツは特にそれが顕著だ。イギリスのほうが有料テレビの顧客ははるかに多い」
「この市場(ドイツ)はもう少し難しいかもしれない。だが、我々はそれに取り組んでいるよ」
一方、現在ドイツ国内でF1無料放送を行っている『RTL』も、2018年以降に向けて新たな契約を締結したいと考えていることを明らかにしている。