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【決勝レポート】ボッタスが逆転で初優勝 アロンソはスタートできず/F1ロシアGP

2017年04月30日(日)22:56 pm

2017年F1第4戦ロシアGPが4月30日(日)、ソチ・オートドローム(1周5.848km)で3日目を迎え、現地時間15時(日本時間21時)から行われた決勝でメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがF1初優勝を遂げた。

●【決勝結果】F1ロシアGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

レースは、フォーメーションラップ中にマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがストップするというハプニングがあり、フォーメーションラップをやり直して1周減算のトータル52周で行われることになった。

仕切り直しのスタートで、3番グリッドからスタートしたボッタスが2台のフェラーリを追い抜き、トップに躍り出る。後方ではジョリオン・パーマー(ルノー)とロマン・グロージャン(ハース)がクラッシュを演じ、開始早々にセーフティカーが導入される荒れた展開となる。

レース再開後の5周目にはレッドブルのダニエル・リカルドにもトラブルが発生、ここで早くも4台が姿を消してしまう。

トップに立ったボッタスは、堂々の走りを見せポールシッターのセバスチャン・ベッテルとの差を開いていく。ベッテルと十分な差を築いたボッタスは28周目に先にピットインを行う。ベッテルは35周目までスタートしたウルトラソフトタイヤでひっぱり、スーパーソフトに交換して2番手でコース復帰する。

終盤、先頭のボッタスとのギャップを徐々に縮め、DRSが使える1秒以内に迫ったベッテルだが、結局ボッタスを追い抜けるほどの位置まで接近することはできず、ボッタスが先頭でチェッカーを受け、メルセデスAMGへ移籍4戦目で念願の初優勝を遂げた。

2位にはベッテル、3位にはキミ・ライコネンのフェラーリ勢が続き、表彰台に上った。

4位から10位までのドライバーは次の通り。
4位ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、5位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、7位エステバン・オコン(フォース・インディア)、8位ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、9位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、10位カルロス・サインツ(トロロッソ)。

規定数以上のパワーユニットコンポーネントを投入したことでグリッド降格となり、最後尾からスタートしたマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは14位でレースを完走。チームメートのアロンソはレースをスタートすることなく、ロシアでの週末を終えることになった。

次戦、2017年F1第5戦スペインGPは、5月12日(金)現地時間10時(日本時間17時)に開幕。決勝は5月14日(日)現地時間14時(日本時間21時)にスタートする。

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