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ルノーでF1デビューを目指すロシア人ドライバー

2017年04月28日(金)5:30 am

今週末には今季のF1第4戦ロシアGP(30日決勝)がソチで開催されるが、ルノーでは金曜フリー走行1回目にニコ・ヒュルケンベルグに代わってロシア人控えドライバーのセルゲイ・シロトキンに走行を担当させることになっている。

■今季は複数回金曜フリーに登場

ロシアのドライバー育成プログラムであるSMPレーシングに所属しているシロトキンは、昨年はルノーのテストドライバーを務めており、やはりロシアGPの金曜フリー走行1回目に出走し、チームメートのジョリオン・パーマーよりも好タイムをマークしていた。

そしてSMPレーシングによれば、今年は今後もいくつかのレースでシロトキンが金曜フリー走行を担当することになるようだ。

「我々はシーズンを通じて何回かセルゲイに金曜フリー走行を担当させる計画をしている」

ロシアの『Sportbox(スポルトボックス)』にそう語ったSMPレーシングの広報担当者は次のように付け加えた。

「何回になるかはすでに分かっているのだが、まだ話すわけにはいかないんだ」

■今季は複数回金曜フリーに登場

2015年と2016年にはGP2シリーズに参戦し2年連続でランキング3位となったシロトキンだが、2014年にはザウバーとテストドライバー契約を結び、ロシアからの資金調達さえうまくいけばそのままF1デビューするチャンスもあったと考えられていた。

ザウバーと決別し、昨年ルノーとテストドライバー契約を結んだシロトキンは、今季は控えドライバーに昇格。目標のF1デビューに一歩近づいた形となっている。

2018年にルノーのシート確保を目指す21歳のシロトキンは次のように語った。

「もっとうまいやり方もあるだろうけど、なんとかいい方向に向かいつつあるよ」

「特に今年は目標に一歩近づいたわけだし、文句を言うのはばかげているよ」

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