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【マクラーレン・ホンダ】ターベイ、2年ぶりのF1に「以前より楽しいクルマ」シミュレーターに活かす

2017年04月19日(水)21:55 pm

マクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーで、シミュレーター担当のオリバー・ターベイは、2年ぶりのF1カーに「以前より楽しいクルマ」との印象を述べ、この経験は今後の開発に生きると語った。しかし、エンジン交換作業により走行時間はかなり失ってしまった。

■オリバー・ターベイ(テスト兼開発ドライバー、シミュレーター担当)

「F1マシンに乗ることを楽しみにしていました。前回テストしたのは2年前なので、ここバーレーンで走行するチャンスをくれたMcLaren-Hondaに心から感謝しています。今朝、問題が発生したために、コース上での走行時間をかなり失ったことは、残念でした。ただ私にとっては、F1マシンで走る一周一周が有益ですし、再びドライブできてよかったです。

今日の最後に走行した際には、マシンの感触を十分につかむことができました。これからMTC(マクラーレン・テクノロジー・センター)に戻り、マシンとシミュレーターを同期させる作業に取り掛かりますが、ファクトリーでの開発に役立てることができればと思います。私はシミュレーター業務を数多く担当するので、シミュレーターと実際のサーキットでの走行を同期させることが非常に重要となります。今日は限られた走行となったものの、得られたものはあったと感じています。

チームのメンバーは、ガレージで本当に懸命に仕事をしてくれました。私をまたコースに戻れるようにしてくれたことに、感謝しています。自分にとっての今日のポイントは、マシンとタイヤのパッケージ全体がどのように機能するのかという感触をつかむことでした。チームのテストドライバーの役目を担うのは今年で8年目ですが、前回ドライブした2015年のマシンと、今のマシンではまったく異なるように思いますし、自分がマシンに乗って走行して得られる知識はチームに有益なものになると感じています。ストフェルの走行プログラムを見ることも非常に役に立つと思うので、明日のテストも帯同する予定です。

今回のテストの準備として、ここ3ヵ月間は精力的にトレーニングをしてきました。新しいマシンは前回のマシンよりもドライブが難しくなったことは分かっていましたが、マシンに乗る準備は十分にできていたと思います。 高速コーナーは非常に速く、ダウンフォースのレベルは以前のマシンよりもずいぶん高いように感じました。今年のマシンは、ドライブするのがさらに楽しいクルマであることは確実です」

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