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【エアレース動画】室屋義秀、トラブル改善で挑むも攻めすぎて失格/開幕戦アブダビ

2017年02月13日(月)9:07 am

究極の三次元モータースポーツ、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2017年シーズン開幕戦が2月11日(土)にアブダビ(UAE)で開催され、マルティン・ソンカ(チェコ)が2010年の参戦以来、自身初の優勝を飾った。

昨年の開幕戦は失格で終わったソンカだったが、今年は吹き荒れる風をものともせず2位のフアン・ ベラルデ(スペイン)に1秒以上の差をつけてゴールした。昨年王者のマティアス・ドルダラーは、 Final4 のペナルティで4位に終わっている。

新人選手のクリスティアン・ボルトン(チリ)とミカエル・ ブラジョー(フランス)、そして今シーズンはMXR-SからEdge 540 V3に乗り換えたマット・ホール (オーストラリア)がそれぞれポイントを獲得した。

■室屋、オーバーGで失格

日本の室屋義秀はエンジン冷却のトラブルでタイムが思う様に伸びず、予選は10位。決勝までにトラブルは改善したものの、落ち着かない上に出走1番手と不利な状況の中、果敢にリスクを負って攻めた。しかし、規定を超えてしまい、オーバーGで失格となってしまった。

「今回は、エンジンのセッティングに非常に苦しみました。新たに取り入れたエンジンのクーリングシステムがうまく機能せず、プラクティス、予選とオーバーヒートしたままの状態で飛んでいたので、決勝もかなり厳しく、限界までGをかけて行く以外に(ホアン選手に)勝つ選択肢が無く、戦略通り(ゲート3で)Gをぎりぎりまでかけて挑みましたが、ほんの少し(10Gを超える時間が規定を)オーバーしてしまいました。
機体の調子はいまいちでしたが、決勝のフライト自体は、自分が飛びたい通りのフライトができましたし、(プラクティス、予選に比べて)決勝ではタイムも出すことができました。この後、ロサンゼルスで再度エンジンの調整をする予定ですので、次戦サンディエゴ戦には良い形で戻ってこれると思います」

■室屋の飛行とインタビュー:終盤に日本語インタビューも(2:34)

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