トヨタ博物館、常設展示初披露の19台を新たに加えリニューアルオープン

2017年01月05日(木)12:23 pm

トヨタ博物館(愛知県長久手市)は、2017年1月4日から常設展示初披露の19台を新たに加えるなどし、本館3階をリニューアルオープンした。2019年の開館30周年に向けて常設展示のリニューアルを段階的に実施しており、今回のリニューアルはその一環だ。

■世界と日本の自動車産業の進化

一連の取り組みは、グローバル化の流れを受け、1989年設立時の「ガソリン自動車誕生以来の歴史を紹介する」という趣旨を現在の視点で再考し、よりいっそう車の歴史・文化に親しみ、時代の流れの中で世界と日本の自動車産業がどのように絡み合いながら進化してきたかをさらに分かりやすく、より多くの方に伝えていくことを目的としている。

■19世紀末の自動車誕生から現代までの発展

今年1月の第1弾では、19世紀末の自動車黎明期から1950年代に至る展示内容を本館2階に集約し、8つのゾーンにて紹介している。

今回のリニューアルでは、日本車のみであった本館3階に欧米車を含む常設展示初披露の19台も加えて展示。戦後から現代に至る創造への情熱、独創的な技術やデザインの推移など、日米欧の自動車が互いに影響を受け、成長し、試練を乗り越えて発展してきた歴史を当時の時代背景とともに5つのゾーンで紹介する。
これにより、本館常設展示は19世紀末の自動車誕生から現代までの発展を一望できることになる。

■バックヤード収蔵車展

また、本館常設展示リニューアル記念展として、「バックヤード収蔵車展」を1月4日(水)から6月25日(日)まで新館2階で開催する。

関連イベントとしては、講演会、学芸トーク、学芸スタッフによるガイドツアー、走行披露を実施する。また、新たな試みとして、クルマと文化を語るイベントを企画し、第1回は「本」をテーマに珈琲を楽しみながら語り合う大人のためのイベントも行う。

■お正月イベント

1月7日(土)から9日(月・祝)まで小学生を対象にした「クルマの名前 かるた大会」や2人以上1組で体験する「大正時代の“のりものすごろく”体験」に無料で参加できるお正月イベントも開催する。1月4日(水)~1月9日(月・祝)までは小学生無料入館日としている。

■初めて常設展示する車両19台

ゾーン 車名 製造年
9 フォルクスワーゲン タイプ1 1951 ドイツ
9 メッサー シュミット 1955 ドイツ
9 BMW イセッタ 1959 ドイツ
9 クライスラー ヴァリアント 1960 アメリカ
9 フォード ファルコン 1960 アメリカ
9 ジャガー マーク2 1961 イギリス
9 フィアット ヌォーヴァ 500L 1972 イタリア
10 ロータス エリート 1961 イギリス
10 BMW 1500 1963 ドイツ
11 シボレー コルベア 1960 アメリカ
11 ルノー5 1979 フランス
11 フォルクスワーゲン ゴルフ 1979 ドイツ
12 アウディ クワトロ 1981 ドイツ
12 トヨタ ハイラックス サーフ 1987 日本
12 レクサス LS(LS400) 1990 日本
12 トヨタ エスティマ 1993 日本
12 レクサス RX(RX300) 2000 日本
12 MCC スマート クーペ 2001 ドイツ
13 ホンダ インサイト 2004 日本
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