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ウェーレイン、フォース・インディアのシートを視野に

2016年10月17日(月)18:37 pm

パスカル・ウェーレイン(マノー)が、2017年シーズンに向けてニコ・ヒュルケンベルグが抜けることが明らかとなったフォース・インディアのシート獲得を視野に入れていることを認めた。

■メルセデスの後押しでフォース・インディア加入を期待

メルセデスの契約下にあるウェーレインは、今季メルセデス製パワーユニットを搭載するマノーからF1デビューを飾っていた。だが、ヒュルケンベルグが来季はルノーへ移籍することが明らかとなったことで、やはりメルセデスからパワーユニットの供給を受けるフォース・インディアに潜り込むチャンスが生まれたというわけだ。

厳しい財政状況に置かれていることが知られるフォース・インディアだが、それでも今季はウィリアムズとコンストラクターズランキング4位争いを展開しており、今季わずかに1ポイントしか獲得できていないマノーと比べればはるかにドライバーの実力を示すチャンスが広がるのは確かだ。

■目標はもっと速いクルマに乗ること

ドイツのテレビ局『ARD』から、ヒュルケンベルグの後釜に座ることができそうかと質問されたウェーレインは次のように答えた。

「残念ながら、まだそうとは言えないんだ」

「来年に向けてはこれから話し合いを行うことになると思うし、もちろん、目標はできる限り早くもっと速くていいクルマに乗ることだよ」

「現時点では、今年はマノーと契約を結んでいるからそれに集中しているよ。それが僕の一番の仕事だからね」

「それ以外のことについては、サーキットでの自分のパフォーマンスで影響を及ぼすことができるだけさ」

■フォース・インディアには注目していた

だが、ウェーレインは、フォース・インディアにシートの空きが出ないかどうか、すでにしばらく前から注目していたのだという。

「フォース・インディアのシートに空きが生じることになったのはそれほど大きな驚きではなかったよ。もう何週間も前からニコ(ヒュルケンベルグ)やセルジオ・ペレスに関するうわさがささやかれ続けていたからね」

そう語ったDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)最年少王座記録を持つウェーレインは、次のように付け加えた。

「そういううわさが流れるということは、少なくともその背後には何かがあるってことだからね」

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