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ハミルトン、陰謀説を訴えメディア会見中止

2016年10月02日(日)23:10 pm

F1マレーシアGP決勝レースをリードしていたにもかかわらず、突然のエンジンブローでリタイアとなったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が『陰謀説』を訴え、レース後に行われる定例のメディアインタビューは中止された。

●【動画】ハミルトン悲痛の叫び「オー!ノー!」エンジンブローでリタイア

■ハミルトン、運に見放された?

ハミルトンはレース後、『BBC』に対して「メルセデスに疑問がある。僕たちは多くのエンジンを失っている。8人のドライバーが(メルセデスエンジンを)使用しているけど、僕だけに問題が起こっている。誰かが僕に答えを与えてくれる必要があるけど、受け入れられない」

「何かが、または誰かが、今年は僕が(チャンピオンシップで)勝つことを望んでいないんだ」

「新品のエンジンで、1レース目だった。僕が持っていた3つの新品のエンジンからフリー走行3回目と予選で使ったんだ。奇妙だよね。メルセデスから43のエンジンが提供されているのに、僕のだけが無くなっていく」

「残りの5レース、僕も、僕のエンジニアも僕のメカニックも(タイトル獲得のために)努力する」

「でも、次に使うエンジンがどうなるか、誰も分からない」

「みんなは今週末、素晴らしい仕事をしてくれた。僕らは出来ることを全てした。僕も出来ることは全てしたよ」

■メルセデス、陰謀説を否定

メルセデスのパディ・ロウは、こうしたハミルトンの陰謀説を否定した。

「難しいね、とても残酷なスポーツだ。しかし、計画的な故障ではないよ。信頼性を高めるために我々はハードに働いている。前年同様に信頼性を向上させていく」

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