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【WEC】小林可夢偉「表彰台は予想外」ランキング2位へ/トヨタ6号車

2016年09月05日(月)0:07 am

TOYOTA GAZOO Racingは、メキシコで行われたWEC第5戦メキシコ6時間レースで表彰台に返り咲いた。

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6号車は厳しい週末のスタートだった。木曜日の午前中に行われたテスト走行中に事故に遭ったせいで、その後に行われた2度の練習走行に出走できず、レースに向けてのロングランテストを行うことができなかった。

しかし、苦境を乗り越え、#6号車は見事に3位表彰台を獲得した。この結果、#6号車の3人のドライバー、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ、小林可夢偉は2016年シーズンのドライバーズ選手権で2位に浮上した。

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■TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
決勝: 3位、230周
ピットストップ:7回
スターティンググリッド:6番手
最速ラップ:1分26秒567

■小林可夢偉

「予想外の結果です。我々にとってはタフなレースウィークでしたが、表彰台獲得という、チームにとって良い結果で終えることが出来ました。メカニックにとっては大変な週末でしたが、それに報いることが出来たと思います。表彰台で皆の喜ぶ姿を見ることが出来て嬉しいです。予選の後、ポルシェを抜いて2位を争えるとは誰も予想していなかったと思いますが、それだけにこの結果には満足しています」

■ステファン・サラザン

「木曜日に私がクラッシュしたことで厳しいレースウィークのスタートになってしまいましたが、メカニックが夜を徹した素晴らしい仕事でTS050 HYBRIDを修復してくれました。序盤はアクシデントもありましたが、我々は全力を尽くして戦い、良い結果に終わることが出来ました。

メカニックのことを考えながら走り、それが後押ししてくれたことで更に力強くレースを戦えました。TS050 HYBRIDは好調で、マイクと可夢偉、そしてメカニックと共に素晴らしいチームで戦うことが出来ました。表彰台獲得とランキング2位というのは驚くべき結果です」

■マイク・コンウェイ

「表彰台獲得は素晴らしい結果です。序盤はやや問題もありましたが、私のスティントは、ドライブスルーペナルティーを受けるまでは順調でした。その後のペースも良く、2つのスティントを1セットのタイヤで走れたことも有利に働きました。

後半、雨に見舞われた後、路面が乾いていくという難しいコンディションの中で、ステファンが素晴らしい走りを見せてくれました。2位獲得も可能だと思わせる走りでしたが、雨が降るのが少し遅かったようです。フィニッシュ出来たのはメカニックの努力のおかげであり、チーム全体で獲得出来た表彰台です」

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