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ハース「いい方向に向かっているのは確か」/F1オーストリアGPプレビュー

2016年06月30日(木)16:43 pm

ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが、レッドブルリンクで行われるF1オーストリアGP(7月3日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ロマン・グロージャン「グリップとバランスが重要に」
「山の中腹でレースをする面白いところだよ。サーキットはすごく短い。ラップタイムはモナコと同じくらいさ。追い抜きが可能な個所もいくつかある。全体的には2つの非常に異なる部分から構成されているんだ。僕は中間セクターがかなり気に入っているよ。そこには中速コーナーから高速コーナーがあるんだ。最初のターン1とターン2はかなり似ている。どちらも90度コーナーで強いブレーキングが必要となり、長いストレートにつながっている。そこから次の部分に移るんだけど、そちらはもっといい流れで走ることができる」

「最初に、90度コーナーのターン1への進入時には強いブレーキングを行うことになる。ここで早めにパワーをかけていくことがすごく重要なんだ。そこから長いストレートを上っていき、ターン2ではコーナー進入時にブレーキをかなり遅らせるんだ。そこは逆バンクになる。そこからターン3に向けてはまたアクセル全開だ。そして下り坂の途中でまた難しいブレーキングを行うことになる。そこからは左コーナーが2つ続くんだ。中速と高速のコーナーがね。最後の2つのコーナーも同様に丘を登ってまた下るという形になる。かなり難しいけれど、いいグリップが得られてバランスもよければ、かなり楽しくドライブすることができるよ」

「バクー(前戦ヨーロッパGP)のレースでは余分なピットストップを強いられたのが残念だった。ポイントも取れるはずだと思っていたからね。あの時点まではかなり調子もよかったんだ。これから迎えるいくつかのレースは僕たちにとってはもっといい結果が狙えるはずだ。まだ熱が入っていないときにタイヤをうまく使えるよう取り組んでいくことが必要だし、グレイニングの問題も抱えている。だけど、僕たちは今年参戦を開始したばかりのチームだし、あまりいろいろなことを試すことができるだけの選択肢もないんだ。ここしばらくポイントは取れていないけれど、僕たちはいい方向に向かっているよ」

■エステバン・グティエレス「いろんな難しさがあるサーキット」
「ちょっと昔風だし、高速コーナーがたくさんあるからかなりユニークなサーキットだ。すごく楽しめるよ。かなり短いサーキットだし、コーナーの数もそれほど多くない。だからタイムはかなり接近してくるし、予選での争いもすごく厳しいものになる。すべてを完ぺきにしたり、あるいは可能な限り完ぺきに近づけたりすることはさらに難しい挑戦になる」

「インフィールドの左側にある2つの高速左コーナーが大好きだし、すごく面白いんだ。最後の部分も面白いね。バックストレートを過ぎてからかなりの高速コーナーがあるし、そこから傾斜のあるコーナーへと続くんだ。あそこを走り抜けるのはかなりいい気分だよ。かなり背の高い木々が多いから風の影響も受けやすいんだ。サーキットのある部分では風がほかの部分とは違う向きに吹くんだ。それによってさらに難しさが増すことになるよ」

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