テスラは18日、スマートフォンのテスラモバイルアプリによるリモート駐車機能「サモン」の無料配信を開始したと発表。
この機能は米国でモデルSに2016年1月より提供を開始しているもので、日本でも2016年4月15日に国土交通省の承認を得て、18日から提供した。
すでに納車済みの自動運転対応のモデルSは、無料ソフトウエアアップデートが可能だ。また今後納車の車両についてはインストールした状態で納車される。
■自動駐車、出庫がスマホで。ただし直進のみ
「サモン」は、狭い駐車スペースやガレージに駐車する際に便利な機能で、スマートフォンを使って車外からモデルSに駐車を指示する。
駐車するときは、駐車スペースからおおよそ12メートル以内にモデルSを一度停め、モデルSのシフトがパーキングに入っている状態で車外に出て、モバイルアプリを起動して操作し、まっすぐ前進または後進させる。前進駐車のみならず、日本の駐車シーンで一般的な後進駐車にも対応している。
また、前後についているセンサーが障害物を検知すると自動で止まる。スマートフォンに表示されるボタンをタップすれば、途中で止めることもできる。