トロロッソのカルロス・サインツが、先週末に行われたF1ロシアGP(第4戦)決勝で10秒のタイムペナルティーを与えられたことに対して反論を行った。
【結果】F1ロシアGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
サインツはロシアGP決勝でルノーのジョリオン・パーマーとホイール・トゥ・ホイールのバトルを展開。だが、サインツがパーマーをコース外へ押し出したとして、レース競技委員会はサインツに対して10秒間のタイム加算ペナルティーを科した。さらに、サインツにはこれに併せて2ポイントのペナルティーポイントも与えられている。
この裁定に関し、21歳のサインツは母国スペインのテレビ局『Movistar(モビスター)』に次のように語った。
「右側にパーマーがいるのは見えなかったんだ」
「なぜ彼があそこにいたのかなんて分からないよ。あそこにいれば行き場がなくなるのは当然だからね。ああいう動きに対してこれほどのペナルティーが科されるなんて、生まれてから今まで見たことがなかったよ」
伝説的ラリードライバーである父親のサインツも、今回競技委員会は下した裁定に対しては「ばかげている」とコメントしている。