キミ・ライコネン(フェラーリ)が、F1の冬休みが短くなったことに関して批判的なコメントを行った。
ここ数年は年間19戦で争われてきたF1だが、2016年には過去最高となる年間21レースの開催が予定されている。そして、早くも1月にはピレリのタイヤテストが行われることになっている。
これに関し、ライコネンは母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に次のように語った。
「僕の意見だけど、これはちょっとばかげているよ」
「休みはもっと長くなくてはならないのに、だんだん短くなってきているようだ」
「1年中働いている人たちと同じように、僕らだってリラックスしたいんだ。だから僕も1か月は休暇をとるよ」
F1の公式シーズン前テストが始まるのは2月22日(月)からの予定だ。だが、来年はピレリが1月下旬にタイヤテストを行うことが認められている。
現役F1ドライバーの中では最年長となる36歳のライコネンは、次のように続けた。
「僕は1月のテストには参加しないと思うよ。いずれにせよ、そこでは古いクルマが使われるだけだと思うしね」
ライコネンは、かつて例を見なかった21レースが開催される2016年シーズンに関して、次のように付け加えた。
「もちろん、ずっと旅をして回ることになるのは少しばかり疲れるさ。だけど、そのことがそれほど大きな問題になるとは思っていないよ」