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リオ・ハリアント、マノー・マルシャのシート獲得に暗雲

2015年12月21日(月)20:15 pm

今年GP2で活躍したインドネシア人ドライバーのリオ・ハリアントがまだ2016年にマノー・マルシャからF1デビューできるかどうか分からない状態が続いている。

最近、インドネシア政府がハリアントのシート料としてマノー・マルシャに対し1,500万ユーロ(約19億8,000万円)を支払う約束をしたと報じられた。

だが、『Jakarta Post(ジャカルタ・ポスト)』が報じたところによれば、現状ではインドネシア国営石油会社であるプルタミナがハリアントのために500万ユーロ(約6億6,000万円)の支払いを確約しているだけで、ハリアントはあと13億円ほどの追加資金を用意しなくてはならない状態だという。

ジャカルタ知事のバスキ・プルナマはこの件に関して次のように語った。

「開発金融経理担当役員に規則をチェックさせたところ、市の予算はF1のような商業目的のために使うことはできないことが分かった」

「我々はプロ選手を支援することはできない」

マノー・マルシャに対してハリアント支援を約束したとされるインドネシアのスポーツ担当大臣イマム・ナラウィは、現在その資金調達のためにインドネシアのビジネス界の要人たちと交渉を行っていると次のように語った。

「リオを財政的支援し、マノー・チームの要求に応えられるだけの手段を見つける必要がある」

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