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【マクラーレン・ホンダ】ペナルティーなしで改良エンジンを投入

2015年07月24日(金)20:03 pm

マクラーレンは、F1ハンガリーGP(26日決勝)で改良を施した新しいホンダエンジンを投入する。これにはペナルティーは科されない。

今年は使用できるパワーユニットの数が年間4基と規定されているが、先日の世界モータースポーツ評議会でルール変更が決定し、新規参入メーカーは1基多く使用できるようになった。これによって、ホンダエンジンは年間5基の使用が認められる。

マクラーレンはすでに5基目のエンジンを使用しており、その際にペナルティーを科されていた。その代わりとして、ハンガリーGPで6基目のエンジンを使用してもペナルティーは科されないとスペインの『Marca(マルカ)』紙が伝えている。

また、この6基目のエンジンには、パフォーマンス向上以外の目的での改良が加えられていると記事は伝える。パフォーマンス向上を目的とした改良は「トークン」で計算されるが、ホンダは使用できるトークンが7つ残っている。

『Marca(マルカ)』によると、「(残るトークンの)使用時期についてはまだ正確に決定していない」とホンダの広報担当者が話したという。

■アロンソ「進歩しかあり得ない」

マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、ハンガリーGPを前にスペインのメディアに対し、「“上向く”のはシーズン後半になると思う。まあ、さらに下がるのはすごく難しいけどね」とジョークを飛ばしている。

ストレートの短いハンガロリンク・サーキットは、マクラーレン・ホンダにとってやりやすいだろうとアロンソは認め、次のように続けた。

「スパ(ベルギーGP)とモンツァ(イタリアGP)はかなり苦しいだろう」

「でもシンガポール以降は、リザルトについてどの程度になるか少しはっきり見えてくるはずだ」

「冷静でいる必要があると思う。僕たちは大きく後れているから、たとえ大きく進歩しても、結果や競争力にははっきり表れない」

「でも、大きく離されているから、進歩しかあり得ないよ。パッケージ全体をさらに改良する必要がある」

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