ロシアの『RIA Novosti(ロシア・ノーボスチ通信社)』が、F1のスポンサーとしても知られるフランスの石油会社トタルの最高経営責任者であるクリストフ・ド・マルジェリ氏が飛行機事故によって死亡したと報じた。
国際的企業として知られるトタルは、同じフランスのルノーエンジンを搭載するレッドブルやロータス、そしてフランス人ドライバーのロマン・グロージャン(ロータス)のスポンサーを務めている。
ロシアの『Lifenews(ライフニュース)』は、この事故はモスクワのヴヌーコヴォ空港で21日(火)の早朝に起きたものだと報じている。
報道によれば、パリからモスクワへと向かったジェット機が着陸しようとした際、滑走路上にあった除雪機械に衝突したもので、この事故によりド・マルジェリ氏のほかに乗り合わせていた3名の乗務員も死亡したという。
ヴヌーコヴォ空港当局も、トタル社所有のフランス製中型ジェット機であるファルコン50が事故を起こしたことを認めている。