アロンソ「タイトルの望みは無傷だ」
フェラーリのフェルナンド・アロンソが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP（3月30日決勝）に向けて意気込みを語った。
フェルナンド・アロンソ
「今後どういう形でレースが進展するのか、見ていて面白いものになるのか、そして人々がこの新たなF1にどういう反応を示すのか、もう少し時間をかけて様子を見る必要があると思う」
「オーストラリアのレース（開幕戦）の前には、新しいF1がどれほどワクワクするようなものになりそうだろうかとか、何台くらい完走できるだろうかってことがいろいろ話題になった。多分1台もないだろうって声も聞こえたよ。でも実際には15台が完走したし、それほど多くの問題も起こらなかった。あまり追い抜きが見られなかったのは、ファンが期待したものではなかったけれどね」
「僕たちについては、パフォーマンスの観点から今後の数レースでどうなるかを見ていく必要がある。そこで学んだことから、速やかに開発を行って調子を上げていくことができるようにしないとね。オーストラリアでのパフォーマンスは満足のゆくものではなかったし、できる限り速く改善する必要があるよ」
「僕はタイトルを狙うこともできると信じている。オーストラリアのときよりはさらに力をつけているよ。すべてをうまくまとめあげることが必要だけれど、そうすればいい週末にすることができるはずだ。チームには施設も整っているし、非常にいい仕事をするための人材も抱えている。僕たちは強くなれるし、もっとうまくやれるはずだと確信しているよ」
「完ぺきなスタートが切れたとは言えないし、これまでの何年かと同じような展開になっているように見えるかもしれない。でも、今年はルールも違うし、開発の度合いだって違う。まだ僕たちの希望は完全に無傷のままだよ」
