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アロンソ、フェラーリの2位は厳しい

2013年11月20日(水)10:18 am

フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、フェラーリがチャンピオンチームであるレッドブルに次いで、チーム別ランキング2位で今シーズンを終えることはできないと考えているようだ。

すでに今季の最終戦であるF1ブラジルGP(11月24日決勝)を残すだけとなった今、フェラーリはチーム別ランキングにおいて、メルセデスAMGとロータスにはさまれて3番手に位置している。

だが、アロンソは、フェラーリにとってはロータスに対して3番手の位置を守ることが現実的に期待できることだろうと語った。

「現時点で、僕たちにこれ以上できることは何もないよ」

フランスの『L’Equipe(レキップ)』にそう語り始めたアロンソは、次のように続けた。

「僕たちは、予選でQ3に進むために戦い、日曜日(決勝)にはポイントを獲得するために戦っているような状態だ。多分、その目標(チーム別ランキング2位)は高すぎるだろうね」

「現実的にならなくてはいけないし、2位になるのは夢だったと認識すべきじゃないかな」

しかし、アロンソは、フェラーリの2013年型車がメルセデスAMGやロータスのクルマに比べても遅かったと認めつつ、それゆえ今年の自分のパフォーマンスに関しては誇りをもっているとしている。

先週末オースティンで開催されたF1第18戦アメリカGPでは、ドライバーズランキングにおいて、トップのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に次ぐ2位の座を確定させたアロンソは次のように続けた。

「誇りに思っているよ。僕たちが2番目に速いクルマを持っていたわけじゃないことは明らかだからね。2位で終わることができるのは、僕にとっては素晴らしいご褒美だよ」

「でも、僕としてはいつも2位で終わるよりは、10回10位になっても1回チャンピオンになれるならそのほうがいいね」、とアロンソは付け加えた。

そのアロンソは一方で、スペインの日刊スポーツ紙である『AS』に対し、最終戦がであるブラジルGPを迎えるにあたって、「疲れた」と感じていると次のように話している。

「このレース(アメリカGP)に向けての準備は理想的なものではなかった。僕は1週間、頭痛とめまいのために、ソファーやベッドにいたんだからね」

「今は身体的に疲れていると感じているし、週末の間ずっとストレスを感じていたよ」

「ブラジルまでには良くなると思う。日に日に良くなりつつあるし、少しずつ疲労感も少なくなっているから、週末もいくぶん楽しめるようになっているよ」

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