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ヴォルフを脅迫したのはコレスとの報道

2013年07月18日(木)16:02 pm

昨年までHRTのチーム代表を務めていたコリン・コレスが、現在メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフを今年初旬に脅迫しようとしていたことが明らかとなった。

ヴォルフと、元F1チームの代表であった匿名の人物との会話が秘かに録音され、それがヴォルフに対する脅迫に使われようとしていたとの報道が流れた。

『Bild(ビルト)』紙は、ヴォルフがメルセデスAMGのチーム代表であるロス・ブラウンや、チーム会長ニキ・ラウダ、さらにオーナー企業ダイムラーの会長であるディーター・ツェッチェに対し批判的なことを語ったとともに、ウィリアムズの共同オーナーでもあるという利害が相反する立場について、その詳細な内容を漏らしていたと報じていた。

その後、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』も、ヴォルフは今年の2月中旬バルセロナにおいて、かつてHRTやフォース・インディアでチーム代表を務めたコレスによって、会話を録音されていたと報道。

その記事によれば、コレスはヴォルフに対し、金を払わなければその危険な内容をはらんだ会話の詳細を暴露するとの脅迫を行ったとしている。

伝えられるところによれば、ヴォルフとコレスはF1最高権威者のバーニー・エクレストンの仲介により和解し、メルセデスはその会話の詳細を公表することを禁ずる裁判所命令を得たとしている。

『Sport1(シュポルト1)』は、この件に関してコレスがコメントを行おうとせず、メルセデス側もコメントを拒否したと報じた。ドイツの『SID通信』は、記事の発行前にヴォルフと連絡を取ることができなかったとしている。

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