日産の海外向け高級車ブランドであるインフィニティが、レッドブルの来年用「パワーユニット」の開発に関与するといううわさが出てきた。
インフィニティは、レッドブルのタイトルスポンサーとなり、今年さらに関係を強化している。現在レッドブルはルノーの「ワークス」という位置づけだが、来年レッドブルのV6ターボエンジンは「インフィニティ」ブランドになるといううわさが出ていた。
レッドブルはこれを否定したが、今回再びこのうわさが浮上してきた。
「レッドブルの2014年ルノーV6は、名称がインフィニティになるだけではない」とドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えている。
「そのパッケージにインフィニティの技術が使われることになる」
「インフィニティは、ハイブリッドの開発に関与することを望んでいる」
レッドブルのエンジンがインフィニティブランドになるなら、ルノーは新たにワークスパートナーを探すのではないかという憶測も出てきた。
当初の最有力候補はウィリアムズだった。ウィリアムズはルノーに対して予算への援助を求めていたという。
しかし、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、この計画にレッドブルが反対したと伝えている。レッドブルは、ルノーの全予算をV6エンジンの開発に費やすよう求めたという。
このことがあったためか、ウィリアムズは2014年からメルセデスエンジンに移行することを5月末に発表している。