レッドブルのリザーブドライバーを務めるセバスチャン・ブエミが、現在の役割に満足していると明かした。
レッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソでレースドライバーを務めていたブエミは、2011年シーズン終了後にチームから放出された。しかし、レッドブルのリザーブを務めるかたわら、トヨタからル・マン24時間に参戦し、F1キャリアの道を閉ざさないよう努めてきた。
F1への復帰を熱望しているかと『20min.ch』に尋ねられたブエミは、「もちろんさ。100パーセントね」と述べている。
「でも、レースすることも目標だから、トヨタからル・マンに出られるのはとてもよい妥協になっている。レースに出つつ、レッドブルでF1にも残れるわけだから」
F1復帰の可能性について聞かれると、ブエミはこう続けた。
「実は、かなりありそうなんだ」
「レッドブルのサードドライバーだけど、小規模チームにも興味を持っている。でも、そのためには賢い判断をしなければならない」
「18位でレースを終えるくらいなら、ここに残る道を選ぶね」とブエミは述べた。つまり、2013年の契約が満了しても、レッドブルのリザーブドライバーを継続したいと考えているようだ。
「契約を更新できそうなんだ」
「今シーズンはこれまで、およそ7日間クルマに乗っている。あまり多くはないね。来年はもっと増えることを期待しているよ」とブエミは話した。