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オーストラリア人スチュワードでも問題なしとベッテル

2013年05月11日(土)13:21 pm

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、今週末行われるF1スペインGP(5月12日決勝)で不公平な裁定の犠牲になるのではないかという質問を一蹴した。

スペインGPで審判役のスチュワードを務めるのは、1980年のワールドチャンピオンであるアラン・ジョーンズだ。

今週はじめにジョーンズは、同じオーストラリア出身のマーク・ウェバー(レッドブル)は、ベッテルを「敵」とみなさなければならないと話している。

ジョーンズは「セブは信用できない人間であることを証明した」と『Guardian(ガーディアン)』に語った。

これは、第2戦F1マレーシアGPで、ベッテルがチームの指示を無視し、ウェバーを抜いて優勝した件について話したもの。さらにジョーンズはベッテルについて、チームの指示に同意できないのなら「そもそも契約するべきじゃなかった」と批判している。

こうしたジョーンズのコメントについて『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』紙に聞かれると、ベッテルはこう語った。

「そのことは知らなかった」

「でも、ミスター・ジョーンズがスチュワードの仕事を受けたのなら、それは中立でかたよっていないということだろうから、何の問題もないと思うよ」

またベッテルは、メルセデスAMGがベッテル獲得を狙っているといううわさについても笑い飛ばしている。

「それを読んだ時はびっくりしたよ」とベッテルは9日(木)にカタルーニャ・サーキットで記者らに話した。

「記事はあまり読まないんだ。たいてい見出しだけで。ほんと、笑えるよね」

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