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セナ、F1離脱は勝利を求めて

2013年02月20日(水)9:40 am

ケーターハムやマルシャのマシンで後方を走るよりはF1の世界を退く方が良いと思った。こう明かしたのはブルーノ・セナだ。

HRTやロータス・ルノー(現ロータス)に在籍した後、昨シーズンはウィリアムズのレースドライバーだったセナ。しかし、残念ながら2013年に向けた契約更新には至らず、今月に入って世界耐久選手権(WEC)に参戦中のアストンマーチン・レーシングと契約を結んだことを明らかにしている。

ブラジルの『Radio Bandeirantes(ラジオ・バンデイランテス)』に対し、セナは次のように語った。「僕は後退するのではなく、前進したかった。だから、ケーターハムやマルシャのような小さなチームへと移籍するのは、決して簡単なことではない」

「昨年は学びの年であり、前進するための良い基礎となった。しかし、これらのチーム(ケーターハムやマルシャ)では、そういった機会を得られないような気がする」

「フォース・インディアやウィリアムズでは、(シート獲得の)可能性がだんだんと困難になっていってしまった。だから、それ以外の勝てる場所を探すことを決意したんだ」

「僕は脇役を演じるためにF1にいるわけじゃない。これまでずっと、僕は勝ってきたし表彰台に上がり続けてきた。これこそまさに僕が成し遂げたいことなんだ」

また、セナの支援者たちはケーターハムやマルシャに対して2013年シーズンに向けてシート獲得の交渉をしていた。しかし、提示金額はより大きなチームにオファーするほどのものではなかったことをセナ自身が認めている。

「僕らは提案書を送ったけれど、当然ながらトップチームよりは低い金額だった。僕の支援者たちは非常に真剣であることは疑いようもなく、それに(スポンサーにとっての)イメージは、どのチームも同じというわけではないからね」とセナは締めくくった。

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