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ディ・レスタ、自己最高位獲得でトップチーム移籍につながるか

2012年09月25日(火)11:40 am

ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)は、シンガポールGPで自己最高位となる4位フィニッシュを果たし、これが将来さらにいいチームにステップアップすることにつながるかもしれないと語った。

フォース・インディアは、才能豊かなディ・レスタの残留を望んでいると公言しているが、最近の報道では、2013年にシートが空く可能性のあるマクラーレンやメルセデスAMGといったチームにディ・レスタが移籍するのではないかと言われている。

「自分にはトップチームにステップアップできる力があると思いたいね」とシンガポールGP後にディ・レスタは語った。

「でも、調子に乗ったりはしていない」というディ・レスタの言葉を『Telegraph(テレグラフ)』が伝えている。「その時がきたら、誰かが名乗り出て、そのチャンスを与えてくれることを願っているよ。僕は、毎週勝てるようなクルマに乗りたいんだ」

フォース・インディアはメルセデスのエンジンを使っているが、メルセデスは、ディ・レスタがF1に上がる以前から、そのキャリアに大きな影響を与えてきた。ディ・レスタは、2010年まで参戦していたDTM(ドイツ・ ツーリングカー選手権)でも、メルセデスで走っていた。

「前にメーカーのチームと仕事をしたことがある。大きな違いがあるよ」とディ・レスタは話している。「でも今は、僕の忠誠心はこのチームにある。だから、今している仕事に集中し続けるよ」

ディ・レスタは最近、マネジャーを務めていたアンソニー・ハミルトンとの関係を解消し、ジェンソン・バトン(マクラーレン)のマネジメントも務めるリチャード・ゴダードの会社と契約した。

最近の移籍をめぐる憶測については、ディ・レスタも対処が難しいと認めている。

「そういうものなんだ。難しい立場だよ。でも、僕にはそういう方面の面倒を見てくれる人がいるからね。周囲で起きていることに関しては、今まで以上に満足しているよ」とディ・レスタは話した。

「物事があるべき場所にぴったり収まっていくような感じだ。これが長く続くことを祈るよ」

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