ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は2日(日)、F1の最高権威であるバーニー・エクレストンが発言の中で示唆した自身2度目となるF1からの引退説を取り繕うとしている。
問題になっているのは、エクレストンはベルギーGP決勝前にイギリスのテレビ局『BBC One』に対して発した次のようなコメントである。
「(メルセデスAMGで)王者に返り咲くことなく、私たちのもとを去るのは、とても残念だ」
レース後にエクレストンのこのコメントについて聞かれた43歳のシューマッハは、笑みを見せた。
「おそらく、僕が“もし引退するなら”っていう意味で言ったと思う」
「彼(エクレストン)には昨日、自分の去就についてまだ決めていないって話したんだ」
一方、メルセデスのモータースポーツ責任者であるノルベルト・ハウグは、ドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』に対し、「(シューマッハの去就について)新たにお伝えできることは何ひとつない」と話している。