ホンダがアメリカのカリフォルニアとオレゴンで今夏からリースを開始する電気自動車「フィットEV」の換算燃費が118マイル/ガロン(約50.17km/リットル)との評価を米環境保護局(EPA)から受けた。これはEVの最高値だという。ホンダの米国法人アメリカンホンダが発表した。
フィットEVの最大出力は123ps、1回の充電での航続距離は82マイル(約132km)であり、ホンダの発表によると三菱の「i-MiEV」や日産「リーフ」、フォード「フォーカス・エレクトリック」を上回っている。さらに、フィットEVは240ボルトでの充電では、3時間以内でバッテリーを充電可能だ。
また、EPAによる換算燃費でも、フィットEVはi-MiEVやリーフ、フォーカス・エレクトリックを上回り、EV最高の数字を記録した。フィットEVは、今夏にカリフォルニアとオレゴンでリースが開始され、2013年には東海岸でも投入される。リース価格は月額389ドル(約3万円)になる予定だ。