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F1第6戦モナコGPフリー走行3回目、詳細レポート

2012年05月26日(土)19:32 pm

2012年F1第6戦モナコGPが5月26日(土)、モンテカルロ市街地サーキット(1周/3.340km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から60分間にわたって行われたフリー走行3回目で、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温24℃、路面温度は31℃。セッション開始と同時に各車がシステム確認のインストレーションチェックを終えると、開始約5分でキミ・ライコネン(ロータス)が早速タイムを計測。ライコネンは1分21秒162を記録したが、すぐにミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が1分20秒473を記録してトップに。

その後、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、ライコネン、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)などがトップタイムの更新を続けたが、開始約15分でロメ・グロジャン(ロータス)が1分16秒812を記録。グロジャンはそれまでトップだったディ・レスタを約コンマ5秒上回ってトップに立った。

開始約20分、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が自身のタイムを更新したものの、グロジャンのタイムには約コンマ1秒届かずに2番手。しかし、グロジャンが再びトップタイムを更新。それまでのタイムを約コンマ5秒上回る1分16秒359を記録した。その後、グロジャンはさらに自身のタイムを更新し、1分15秒811をたたき出してピットへ戻った。

開始約30分、ライコネンがソフト側のタイヤで走行を開始。ライコネンは1分16秒301で8番手につけてピットへ。そして、同じくソフト側を装着したロズベルグが1分15秒751を記録してトップに浮上。ロズベルグは1周スロー走行を入れて再びタイムアタック。1分15秒159をマークし、再びトップタイムを更新した。

開始約40分、2番手に浮上していたアロンソが再びタイムを更新したが、ロズベルグのタイムには0.051秒届かずに2番手のまま。その後、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が2番手に浮上し、フェラーリ勢が速さを見せてきた。マッサは、アロンソを上回るタイムを記録している。

残り約5分、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がロズベルグのタイムまで0.050秒に迫る1分15秒209を記録して3番手に。これとほぼ同時にパストール・マルドナード(ウィリアムズ)がカジノでイン側のガードレールに接触し、最終的には逆側のガードレールにクラッシュ。これにより、赤旗が出されてセッション中断となった。

結局、セッションは再開されることなく終了。ロズベルグがこのセッションのトップになった。小林可夢偉(ザウバー)は、1分16秒311を記録して13番手。チームメートのセルジオ・ペレスは、1分16秒110で9番手になっている。

【結果】F1第6戦モナコGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第6戦モナコGPフリー走行3回目の結果

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