ルイス・ハミルトン「タイヤをいたわることができると証明した」
マクラーレンのルイス・ハミルトンは、バルセロナのカタルーニャ・サーキットで開催されたスペインGP決勝を24番手からスタートし、8位になった。
ルイス・ハミルトン
「今日の自分の走りを誇りに思う。チームのこともね。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。最近いろいろトラブルが続いていたピット作業もかなり改善されたよ。だから全体的には、今日の結果は僕たちにできる最高のものだったと思っている」
「2回だけピットインを行う作戦をとったのは僕だけだったけれど、うまくやることができてうれしいよ。みんなよく僕について攻撃的なドライビングスタイルだって言うけれど、今日はプライム（ハード側）タイヤで最後のピットストップから31周も走ったんだ。だから、今日は僕もタイヤをいたわることができるんだと証明できたと思うよ」
「後方から追い上げていくのはとても大変だった。でも僕はフィニッシュラインを越えるまで1秒たりともあきらめたりはしなかった。レースの前に、全力でレースをするって言ったけど、それこそまさに僕が今日やったことだよ。僕にとってレースとは、そういうものなんだ」
「今日はダメージを極力少なくするためのレースだった。でも今は、大局的な観点から不満はないよ。今シーズンは失敗もあったけど、ドライバータイトル争いのリーダーからわずか8ポイント少ないだけなんだからね」
「チームはものすごく懸命に仕事をこなしてきてくれているし、僕たちのクルマには速さがある。だから、物事がうまく進み始めれば、素晴らしい位置を占めることができると思う。そうなるのにそれほど時間はかからないと思うよ」
「最後に、パストール（マルドナード／ウィリアムズ／優勝）とウィリアムズのみんなにおめでとうと言いたい。彼らにとって素晴らしい結果だった。彼個人にとっても最高の日になったね」
