フィアット・クライスラーの最高経営責任者(CEO)であり、 フェラーリ会長兼CEOでもあるセルジオ・マルキオンネが、フェラーリの社長を辞任する計画が報じられた。
イタリアの報道によると、イタリアとカナダの国籍を持つ64歳のマルキオンネが、2019年に辞任するというニュースはすでに知られていたという。
イタリアの通信社『ANSA通信』は7日(金)、フェラーリの親会社フィアット・クライスラーのジョン・エルカーン会長の次のようなコメントを紹介した。「我々には、彼を成功させられる多くの素晴らしい人々がいる」。
以前は、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が「マルキオンネはフィアット・クライスラーから出た後でさえも、少なくとも2021年までフェラーリにとどまるだろう」と伝えていた。
フェラーリがようやくF1で強さを取り戻してきている中、前倒しで経営陣が代わる可能性が出てきた。