NEXT...F1開催スケジュール

【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「オーストラリアと同じことをやるのは無理」

2017年03月27日(月)17:30 pm

このままではフェルナンド・アロンソがマクラーレン・ホンダと決別する時期が早めに訪れるのではないかとさえうわさされている。

●【決勝結果と画像】F1オーストラリアGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

メルボルンで行われた2017年のF1開幕戦オーストラリアGP決勝後にアロンソが行ったコメントは、3年目を迎えてもトップ争いに加わることができないでいるマクラーレン・ホンダについに愛想を尽かしてしまったことを如実に表すものだと受け止められている。

■メルボルンでやったことを再現するのは無理

アロンソは、25日(土)に行われた予選では13番手となり、決勝では最終的にトラブルでリタイアとなったものの、ポイント圏内の10番手を走行してみせていた。

だが、アロンソは次戦以降また同じような走りを見せるのは無理だと母国スペインのテレビ局『Movistar(モビスター)』に次のように語った。

「楽観的になれるかって? 僕は今週末やれたことを再びやるのは不可能だと思っているよ」

「僕は、自分自身だけでポイントに届くことはできないんだ。普通のサーキットへ行けば、僕たちの位置はもっと後方になるはずさ」

そう語ったアロンソは、現時点でのマクラーレン・ホンダの実力は10チーム中最下位だと、次のように続けた。

■今のマクラーレン・ホンダは最下位チーム

「僕のレースは決していいものではなかったけれど、これほど競争力のないクルマに乗るチャンスなんてめったにないことさ。パフォーマンスに関しては、僕たちが一番下だね。僕たちは(10チーム中)10番手だよ」

「僕の予選でのラップはものすごくよかった。だけど普通のサーキットで普通のコンディションだったら、僕たちは一番後ろと後ろから2番目に位置するはずさ」

■しんらつなコメントの背景にあるのは?

アロンソは最近こうしたネガティブな発言を繰り返しているが、それはホンダと手を切り、早急にメルセデスからパワーユニットの供給を受けるようマクラーレン側にプレッシャーを与えるためだろうと考えられている。

さらに、最近では、もしそれが実現できなければ、アロンソが今シーズンの途中でマクラーレンから離脱してしまう可能性もあるだろうといううわささえささやかれるようになっている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック