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元F1王者キミ・ライコネンがイタリアへ移住との報道 息子のレーシングキャリア支援のため不動産を2軒購入

2023年10月19日(木)19:44 pm

キミ・ライコネンは8歳になる息子のカートキャリアに真剣に取り組んでいるようだ。

■ライコネンの息子もいつかF1チャンピオンに?

2021年シーズンを最後にF1ドライバーとしてのキャリアを終えた2007年のF1チャンピオンであるキミ・ライコネンは、今年初旬にカートメーカーである『CRG』のファクトリーチームでゼッケン91を付けて走っている息子のロビン・エース・マティアス・ライコネン専用のソーシャルメディアページを立ち上げている。

イタリアを拠点とする『CRG』は、過去には、その後F1チャンピオンとなるルイス・ハミルトン(メルセデス)やマックス・フェルスタッペン(レッドブル)らが所属していたことでも知られるチームだ。

そして、まだ8歳ながら、ロビンはすでに『Rotax Micro category』で複数の表彰台と優勝を獲得しているという。

■イタリアで不動産を購入したライコネン

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によると、ライコネンはロビンのレース活動をサポートするために、イタリアで2か所の不動産を購入したという。

そのひとつは、ミラノの北に位置するコモという街にある「イル・トルキオ」と呼ばれる贅沢な地所と農家だという。伝えられるところによれば、その物件は北イタリアにある国際的なカート・サーキットのほとんどにアクセスするのに非常に便利な場所にあるようだ。

この物件の改修はすでに開始されており、現在43歳のライコネンは、妻のミンツ、ロビン、長女のリアナ、そして今年7月に生まれたばかりの次女グレースらと一緒に住むためにコモの中心部にアパートも購入したという。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、それによってライコネンは「改修工事の進み具合を見守りつつ、ロビンのキャリアを追求することができる」と報じている。

フィンランド出身のライコネンはこれまで長年にわたってスイスのバールという町に住んでいたが、今後は息子のレースキャリアのためにイタリアで暮らすことになるようだ。

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