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F1新規参戦費の3倍にあたる約900億円準備でも却下・・・「落札に成功するのはアンドレッティだけ」新アメリカンF1チームのアンドレッティ・キャデラック参戦発表は秒読み

2023年10月02日(月)11:49 am

アンドレッティ・キャデラックがFIAからF1参戦の許可を得たことが明らかになりつつあるようだ。

先週、2025年から2026年にかけて最大2チームのF1新規参入に向け、FIA(国際自動車連盟)が実施した入札に応募していた参戦希望者のうち、1チームを除いた全員が落選を告げられた。

『ハイテック(Hi-Tech)』と『ルキスンツ(Lkysunz)』が含まれているが、後者のCEOは現在の新規チーム参入費2億ドル(約298億円)の3倍にあたる6億ドル(約896億円)を支払う能力があると述べていた。

■ロダン社CEO「予想通り成功するのはアンドレッティ・グローバルだけ」

佐藤琢磨もかつてF3チャンピオンを獲得しF2やF3などのジュニアカテゴリーで大成功を収めてきたイギリスの『カーリン(Carlin)』と、ニュージーランドのハイパフォーマンス自動車メーカー『ロダン・カーズ(Rodin Cars)』は、『ロダン・カーリン』として入札していたが、この入札がFIAにより却下されたことを認めている。

ロダンのオーナーでオーストラリア人起業家のデビッド・ディッカーは「残念ながら、我々の入札は不成立だった」と発表し、ロダンはFIAの決定を「完全に尊重し、受け入れる」と語ったものの、『ロダン・カーリン』の入札は、アンドレッティが立ち上げた注目度の高い入札よりも多くの点で優れていたと考えており、次のように語った。

「最近の情報によると、このプロセスの当初から予想されていたように、成功するのはアンドレッティ・グローバルだけだ」

「FIAのプロセスに参加できたことに感謝するとともに、アンドレッティの落札を心から願っているよ」。

■ロダンのF1参戦に向けた提案内容

『ロダン・カーズ(Rodin Cars)』は、アンドレッティの入札とロダンの入札の大きな違いについて以下のように説明している。

1:地理的多様性
 ニュージーランドの最新鋭の施設でクルマの製造を提案し、南半球で唯一の現行メーカー。
2:女性ドライバーの保証
 3度のWシリーズチャンピオンである女性ドライバーのジェイミー・チャドウィックに1シート確約した。
3:自動車メーカー
 非常に大規模な製造施設で完全なコンポジット能力を持ち、独自のテストトラックも所有している。
4:フェラーリとのコラボレーション
 フェラーリとのコラボレーションの話をしていた。
5:ジュニアレースチーム
 カーリンの買収により、F4、GB3、F3、F2までジュニア・オープンホイール・プログラムを確立した。
6:創設者による全額出資
 創設者の個人資産からF1プログラムに全額出資する資金力を備えている。

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