昨年F1ドライバーを引退した4冠のセバスチャン・ベッテルが鈴鹿サーキットに帰ってきた!
ベッテルが帰ってきたのは、失われつつある生物多様性への意識を高める『BUZZIN’ CORNER』キャンペーンを「大好きな日本」の鈴鹿サーキットから始めるためだ。
■ターン2の縁石がミツバチカラーに
セバスチャン・ベッテルは公式インスタグラムで『JAPAN BUZZIN’ CORNER EDITION』を紹介。鈴鹿サーキットのターン2の縁石がミツバチカラーの「黒と黄色」に塗り替えられていた。
■ターン2の内側には『昆虫ホテル』を自ら設置しみんなで完成
さらにガードレールの内側には11個の『昆虫ホテル』を自ら運んで設置した。
そして全10チームの代表やドライバーたちに来てもらい『生物多様性というゴールに向かってBUZZIN’ CORNER』という横断幕を持って写真撮影。F1が生物多様性に取り組んでいることをアピールした。
ドライバーたちは昆虫ホテルに棒や木を設置し、ミツバチカラーにペイントするのを手伝った。
ベッテルは昆虫ホテルの「アンバサダー」としてミツバチを指名した理由を「彼女(ミツバチ)は生物多様性の重要性を強調する手助けをしれくれる」と話した。
■ハミルトンはセブの活動を絶賛
— Lewis Hamilton (@LewisHamilton) September 21, 2023
かつてのライバル、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、こう語った。
「彼が自分の目的を見つけたのは素晴らしい。今週末、セブが戻ってきたのは素晴らしいね。彼は座って、全ドライバーにこの計画を話していたんだ」
「正直、このスポーツの歴史の中で、これほど率直に発言をして、僕たちが生きているこの小さな世界の外の世界に対して本当の思いやりを示したドライバーを僕は他に知らない。彼が自分のプラットフォームを活用していることは本当に素晴らしいことだよ」
そしてこれをきっかけに「他のドライバーが何かやってくれるかもしれないね。愛を広め、思いやりを広め、多くの問題に対する意識を高めるためにね。僕たちが取り組むべき問題は何百万とあるけどね」
■F1マシンがミツバチカラーの縁石を駆け抜ける!
鈴鹿サーキットを訪れたファンだけでなく、テレビで観戦する世界中のファンも、明日金曜日11:30から始まるフリー走行1回目でミツバチカラーのターン2(Buzzin’ Corner=バジン・コーナー)を駆け抜けるF1マシンを目撃することになる。
Lando channeling his inner artist at Vettel’s beehive pic.twitter.com/NnLWbtPuiO
— #LN4 (@LN4) September 21, 2023
Welcome to Buzzin' Corner
Sebastian Vettel brought together all teams and drivers in Suzuka to build 'bee hotels' on the inside of Turn 2 as part of his biodiversity project
The kerbs have momentarily been painted black and yellow too! #JapaneseGP #F1 pic.twitter.com/hbaA3xNoWv
— Formula 1 (@F1) September 21, 2023