ミック・シューマッハ(メルセデス)は、2024年にF1のグリッドに復帰することが「目標」だと主張している。
●【2023F1第3戦オーストラリアGP】タイムスケジュール・結果
皇帝ミハエル・シューマッハの息子は、ハースで厳しい2シーズンを過ごした後レースシートを失い、今年はメルセデスのフルタイムリザーブとなっている。しかし、24歳になったばかりのシューマッハは、『Sky Deutschland』の取材に対して「目標は2024年にF1に復帰することだ」と語っている。
しかし、単に中団チームで復帰するだけでは、目標の最終段階にはならないとシューマッハは主張する。
「僕たち全てのドライバーの目標はワールドチャンピオンになることであり、それは僕の目標でもある」
「残念ながら、今シーズンのシートはないけど、メルセデスのリザーブドライバーになることも、もちろん一歩前進だよ」
「このような巨大なチームで多くのことを学び、それを将来のF1キャリアに生かしていきたいんだ」。
■“物静かな性格”ではチャンスは掴めない?
「シューマッハ」というあまりにも有名な苗字で注目されることが多いが、まだ24歳と若いシューマッハは実際には人目を気にしない物静かな性格のため、復帰のチャンスに役立っていないのではと考える人もいるようだ。
しかし、シューマッハはこう主張した。
「プライバシーは父にとって非常に重要なものであり、僕たちはそれを自分のためにも大切にしたんだ」
「もちろん、僕の愛犬のようにあちこちで何かを共有することはあるけれど、それ以上のことは今のところないんだ」。