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FIA、F1イタリアGPのセーフティカー先導での終了について説明

2022年09月12日(月)12:45 pm

F1イタリアGPはセーフティカー先導のもとで終了し、モンツァに詰めかけたティフォシたちはシャルル・ルクレール(フェラーリ)がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に最後のアタックを仕掛ける様子を見ることはできなかった。

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■セーフティカー導入

ダニエル・リカルド(マクラーレン)は53周のレース終盤、46周目にターン7手前でマシンを止めたことで、マシンの撤去のためセーフティカーが導入された。

しかし、チェッカーフラッグが振られる前にマクラーレンのマシンは回収されたものの、レースはセーフティカー先導のまま、フェルスタッペンが5連勝でフィニッシュした。一方、ルクレールは2位でフィニッシュしたが、「コースがクリア」だったことを無線で訴えていた。

FIAはレース後に発表された声明の中で次のように語っている。

「3号車(リカルド)を迅速に回収し、レースを再開するためにあらゆる努力が払われたが、状況が進む中、マーシャルがマシンをニュートラルにしてエスケープロードに押し込むことができなくなった」

「回収作業の安全が最優先であり、赤旗が必要なほど重大な事故ではなかったため、FIAと全競技者との間で合意した手順に従い、セーフティカー下でレースを終了した。レース中のセーフティカー終了のタイミングは、この手順に関係ない」

■フェルスタッペン、チャンピオン獲得は時間の問題

フェルスタッペンが今季11勝目を達成したことにより、ルクレールとの差は116ポイントに拡大し、残り6レースでルクレールは絶好調のフェルスタッペンに対して反撃の狼煙を上げることになるが、得られる最大ポイントはスプリントと合わせて164ポイント。つまり、すでに11勝しているフェルスタッペンは、残り6レースで48ポイント以上を得ればチャンピオンが決定することになる。

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