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47歳のラルフ・シューマッハが100馬力落とした19年前のウィリアムズF1マシンでデモラン、2022年型F1マシンより速くて関係者も観客も驚き・・・

2022年07月14日(木)5:51 am

F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)において、自己最高の6位に入賞したミック・シューマッハ(ハース)の叔父であるラルフ・シューマッハが、現役の2022年新世代F1マシンを上回るラップタイムを記録し、観客を驚かせていた。

47歳になるラルフは、F1の伝説ミハエル・シューマッハの弟でありF1通算6勝を記録している実力者だ。

■デチューンしたFW25でも今季型マシンより速かった・・・

今回デモランに使われた2003年型ウィリアムズFW25で、ラルフは2勝を挙げているが、これに搭載されているBMWのV10エンジンをオリジナルの950馬力から850馬力にデチューン(性能を下げ)して、ミシュランタイヤではなくピレリタイヤを装着して走行した。

このデモランのラップタイムは公式には記録・発表されていないが、それを見ていた関係者の中には、現在の2022年型マシンよりも明らかに速かったと主張する者もいる。

ラルフは『motorsport-total.com』に「僕の方が速かったよ」と認めたが、「どれくらいかは言わないよ」と語った。

■19年前のF1マシン、なぜ速い?

20年近く前のF1マシンが、競争力のある2022年型マシンよりも速いという“異常事態”について説明を求められると、ラルフ・シューマッハは次のように説明した。

「現在のマシンは200kg近く重いんだよ」

「安全性が、今のクルマをすごく重くしているんだ」。

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