ウィリアムズF1チームは、F1スペインGPのフリー走行1回目に、ニック・デ・フリースを起用すると発表した。
■実力派のニック・デ・フリース
メルセデスのサポートを受けている27歳のオランダ人ニック・デ・フリースは、2019年FIA F2チャンピオンで、現フォーミュラE世界チャンピオンという実力派だ。そのデ・フリースが、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)に代わり、F1スペインGPのFP1でステアリングを握ることになった。
■ウィリアムズは若手ドライバーのFP1起用義務、1回目
F1では今シーズンからチームに年間2回、F1昇格を目指す若手ドライバーをFP1で走らせることが義務化されており、ウィリアムズF1はニック・デ・フリースに1度目の機会を与えることになった。
ニック・デ・フリースは喜びを次のように語った。
「まず最初に、FP1を走る機会を与えてくれたウィリアムズに本当に感謝したい。チームを知り、FW44をドライブし、F1の週末に自分自身がコースに出れることは素晴らしいことだ」
「テストに向けた準備は今のところ順調だし、チームも僕をすごくサポートしてくれている。スペインでの体験が今からとても楽しみだよ!」