F1初開催のマイアミGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は優勝したものの、フリー走行2回目のトラブルで走れず、予選も厳しい展開となった週末を振り返り、チームに改善を求めた。
●【2022F1第5戦マイアミGP】決勝レースのタイム、周回数、ピット回数
■スタートはぶっつけ本番で成功
「(金曜日のことを考えれば)もちろん、とても良いカムバックだよ。(フリー走行2回目では)スタート練習もしなかったから、実際のスタートで何が起こるかわからなかったんだ」
「でもローンチ(スタート)はうまくいったし、ターン1で(サインツの)アウト側に回り込むチャンスがあると思ったからトライしたんだ。幸運にもうまくいった」
■セーフティカーのせいで最後の10周は全開!
「もちろん、あのセーフティカーにはあまり満足していないけど、もちろん、何が起こったかは十分に理解できるし、あまりがっかりすることはない。過去にはセーフティカーが僕に恩恵を与えてくれたレースもあったからね」
「最後まで厳しい戦いになることはわかっていたし、体力的にもきつかった。最後の10周は全開で走らなければならなかったよ!このようなコースでは簡単なことではないんだ」
■チームはミスを減らさないと
「まだ解決しなければならない問題があるんだ。僕たちは速いけど、見ての通り、僕の金曜日はひどかったから、いい週末を過ごしたいとしていたならよくなかったね」
「また、チェコはレースでいくつかの問題を抱えていたようだね。僕らにはたくさんのポテンシャルがあるけれど、それを確実なものにしていかなければならない」
「あとは問題なく、本当にポジティブな週末を過ごさなければならない。もちろんイモラではそれができたと思うけど、まだヒット・アンド・ミスが多すぎる」
■会場の雰囲気は最高
初開催のマイアミは第1回優勝者として歴史に名を刻んだフェルスタッペンだが、彼にとってそれ以上に重要なのは、信じられないような会場の雰囲気と、ルクレールと19ポイント差まで縮めたことだろう。
「信じられないような雰囲気だった。本当に信じられないほどよく組織されていた。本当に素晴らしいことだ。このようなイベントを開催するのは簡単なことではないからね。でも、彼らは素晴らしい仕事をした」
■コースは改善が必要だけど・・・セクター1は楽しかった
「ドライビングをとても楽しんだよ。コース的には・・・いくつか改善できる部分があると思うけど、レースではセクター1はとても楽しかったと言わざるを得ない。セクター2がもう少し速くて流れがよければ、今のF1マシンには良かったんだけど・・・ターン14~15のシケインはトリッキーな組み合わせだね」
「(得られたのは)25か26ポイントでしょう?いい会場であることは確かだけど、獲得できるポイント数は同じだよ」。