1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブは、2019年シーズンにマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が大きな成長を見せたと考えている。
これまでどちらかと言えばフェルスタッペンに対しては辛口のコメントをすることが多かったビルヌーブだが、このほどフェルスタッペンの母国オランダの『NOS(オランダ放送協会)』に対し、いまやフェルスタッペンはF1チャンピオン候補の1人だと次のように語った。
「彼は本当に成長したし、これまでとは違う、うまいドライビングを見せてきた」
「彼はレースの勝者から、チャンピオン候補に変わったよ。僕がほめるとオランダの人たちがびっくりするのは分かっているけれど、僕は個人的に(フェルスタッペンを)嫌っていたわけじゃないからね」
「彼は批判への対応もどんどん上手になってきているし、彼のクルマに十分なスピードがなかったときでさえ、彼は決してパニックに陥ったり諦めたりすることはなかった」
「メキシコでの彼は以前のマックスに近かったけれど、21戦中でひとつだけだったのはかなりいいと言えるよ」
そう語ったビルヌーブだが、2020年のタイトル争いについては次のように予想している・
「フェラーリが2020年に勝てるとは思えない。そして、レッドブルとホンダも何度か頂点には立つだろう。だけど、僕はルイス(ハミルトン)の7回目のタイトル獲得に賭けるね」