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【鈴鹿SRS】佐藤琢磨が校長、中野信治が副校長に就任「世界最先端のスクールへ」

2018年11月07日(水)21:23 pm

鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)は、「SRS-Kart(鈴鹿サーキットレーシングスクールカート)」、「SRS-Formula(鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラ)」の校長を務めてきた中嶋悟が勇退し、2017年INDY500ウイナー佐藤琢磨がPrincipal(プリンシパル=校長)へ就任、中野信治がVice Principal(バイス・プリンシパル=副校長)に就任すると発表した。

鈴鹿サーキットは1993年に「SRS-Kart」、そして1995年に「SRS-Formula」を開校し、数多くのドライバーを輩出してきた。両校長を長年務めてきた、日本人初のフルタイムF1ドライバーでもある中嶋悟は勇退し、次世代にバトンタッチを行う。

「2017年INDY500ウイナー、F1で3位表彰台獲得」経験のある佐藤琢磨がPrincipalに就任。そして「日本人として唯一、世界三大レース(INDY500・F1モナコGP・ルマン24時間耐久)」全てに参戦、国際経験豊かな中野信治がVice Principalに就任し、2019年から新体制でスタートする。

■中嶋悟(現校長)
「この度、四半世紀に渡って務めたSRS-Kart、SRS-Formulaの校長を退任することになりました。開校以来25年間、切磋琢磨する若者たちと過ごした日々は、大変有意義なものでした。今後も世界トップカテゴリーにて、SRS卒業生が活躍することを楽しみにしています。」

■佐藤琢磨(Principal)「世界でも最先端の実戦的なレーシングスクールに」
「SRSは私自身がレーシングドライバーとしての第一歩を踏み出した記念すべき学舎であり、特別な思い入れがあります。この度の大役を仰せつかるにあたり、私が在籍した当時の中嶋悟校長より引き継ぐことにも特別な感慨を覚えます。

現役トップドライバーをはじめ、世界を経験した講師陣が直接指導にあたることで、最新のドライビング・テクニックやレース事情に即した、世界でも最先端の実戦的なレーシングスクールにできればと考えています。」

■中野信治(Vice Principal)「実力、人間力を兼ね備えた世界に通用するドライバーを育成」
「私自身SRSとの関わりは深く、思い返せば今に至るまで22年程になるでしょうか。私がアメリカやヨーロッパをレースで転戦している時も、できる限り機会を見つけて講師として鈴鹿に足を運びました。自身がレース活動を行う一方で、SRSで後進の育成に関わることは私のライフワークでもあります。

今回この栄誉ある職を拝命致しましたが、実力、人間力を兼ね備えた世界に通用するドライバー育成の一翼を担えれば嬉しい限りです。」

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