ブレンドン・ハートレイ(トロロッソ)は、昨年限りでホンダとの契約を解消したのはマクラーレンにとって“失敗”だったと考えている。
■今年のホンダPUに手応えを感じたハートレイ
昨年はルノーPU(パワーユニット)を搭載するトロロッソのマシンで第17戦アメリカGP以降の4レースを経験したハートレイは、26日(月)にバルセロナで始まった2018年のシーズン前公式テストでトロロッソの2018年型車STR13のステアリングを握って初走行を行った。
そして、そのSTR13に搭載されたホンダPUにハートレイは確かな手応えを感じたようだ。
「僕は、彼ら(マクラーレン)は間違いを犯したと思っているよ」
スペインの『Marca(マルカ)』にそう語った28歳のハートレイは次のように付け加えた。
「このエンジンはすごく扱いやすいし、昨年よりもパワーが増しているよ」
■4位争いは可能だとフランツ・トスト
さらに、トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストも今後はホンダとともに中団グループ最上位を狙っていけるはずだと次のように語った。
「我々はホンダとともに大きな中長期計画を進めているんだ」
「いつも言っているように、トップから3番目までのポジションは我々には手が届かない。だが、4位争いということに関して言えば、何が起きるか分からないよ」
トストはさらに、ホンダとの関係もすべてがうまく運んでいると主張している。
「信頼性とパフォーマンスにおける進歩に満足している」
そう述べたトストは、次のように付け加えた。
「ホンダと一緒に取り組むことで巨大な資源を利用するチャンスが生まれるし、我々はすでにそれによる利益を享受しているよ」