2018年に向けてフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)にオファーを出したようだとうわさされているウィリアムズだが、どうやらそれはうわさの域を出なかったようだ。
■急速に広まったアロンソとウィリアムズのうわさ
アロンソが現在のマクラーレン・ホンダに大きな不満を抱えていることは誰もが知っていることだが、2018年に現在の3強チームに移籍できる可能性はゼロに近い。
そのアロンソがF1にとどまるとすれば、メルセデス製パワーユニットを搭載するイギリスの名門チーム、ウィリアムズしか選択肢がないだろうとの推測のもと、最近では近々正式に契約が結ばれるのではないかとのうわさもささやかれている。
■ウィリアムズはアロンソとの交渉を否定
だが、ウィリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは、こうしたうわさに関して『Bild(ビルト)』に次のように語った。
「その記事を読んで驚きました」
「私は何も知りません。私は彼(アロンソ)と一緒のテーブルに座ったこともなければ、彼と交渉したことなど一度もないのですから」
うわさでは、自分の息子ランス・ストロールの指南役としてアロンソを迎え入れることを望んでいるカナダの大富豪ローレンス・ストロールがアロンソの高額な年俸を肩代わりするのではないかとも言われている。
そうしたうわさについて質問されたクレアは、「よしてください」と答えると、次のように付け加えた。
「ストロール氏はビジネスで大成功を収めました。それはそんな風にお金をばらまかないからですよ」