WRC(世界ラリー選手権)第2戦ラリー・スウェーデン3日目のデイ3で、トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラが首位に浮上。デイ3を振り返った。
■ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
「昨日に続き、今日も良い1日となりました。マシンはごく小さな問題こそ生じましたが、特に大きなトラブルはありませんでした。
コース上に降り積もった雪で路面はかなり滑りやすく、特にダウンヒルセクションでは、パンクをしたのではと錯覚するほど、コントロールが難しく感じられました。
午前中はスペアタイヤを2本搭載して走ったのですが、ロングコーナーでオーバーステアが強く感じられ、スペアタイヤを1本しか搭載していなかったライバルに対し苦戦しました。
1本積みに変更した午後はペースを上げることができましたが、スタッドタイヤの摩耗に苦しみタイムを失ってしまいました。とはいえ、マシンもチームも日々どんどん良くなっています。明日の最終日はとても重要な1日なので、ベストを尽くして戦いたいと思います」。
■ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
「昨日のリタイアによってトップ争いに加わることが難しくなったので、今日は少しアプローチを変えて走りました。長い距離を走ったことで経験値をさらに高めることができましたし、いくつか有益なテストも行ないました。今年は自分たちにとって学習の1年ですので、各イベントへの出場を通してできるだけ多くの事を吸収し、成長できればと思っています」。
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