10月14日(木)、TOYOTA GAZOO Racingはホームコースである富士スピードウェイで、2016年FIA世界選手権(WEC)第7戦富士6時間レースの開幕を迎えた。TS050 HYBRID #5号車と#6号車はそれぞれ決勝に向けたセットアップを順調に進めた。
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■TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習:第1回目 4番手 (1分25秒885), 39周
公式練習:第2回目 5番手 (1分25秒657), 43周
■中嶋一貴「決勝では良いペースで戦える」
「ホームレースであり、好きなサーキットのひとつである富士でWECのレースが出来て嬉しいです。
今日は多くのセットアップ作業をこなし、良い手応えを得ました。ロングランも行い、決勝に向けて重点的に作業を進めましたが、TS050 HYBRIDの感触はとても良いです。
予選ではそれほど強さを見せられないかも知れませんが、決勝本番では良いペースで戦えると思っています」
■アンソニー・デビッドソン「良いバランスが見つかった」
「こうして富士を再び走ることが出来て本当に最高の気分です。今日はメカニカルなセットアップに集中し、大きな進歩を得ると共に、最終的に良いバランスを見出すことが出来ました。
まだ更なる改良は必要ですが、レースコンディションを考えればまずまずの結果で、全体的には満足しています」
■セバスチャン・ブエミ「重要なのは決勝へ向けて改善を進めること」
「公式練習走行の初日としてはとても良い一日でした。大きな問題も無く、多くの周回をこなし、満足しています。これから、得られた全てのデータを元に改良点を見出し、決勝レースへ向けての準備を進めます。
予選ではどこまで行けるかはわかりませんが、重要なのは決勝レースへ向けて可能な限り改善を進めることです」