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ハース「最初から最後まですべてを完ぺきに」/モナコGPプレビュー

2016年05月25日(水)16:51 pm

ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスが、モンテカルロ市街地サーキットで行われるF1モナコGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ロマン・グロージャン「ホームレースのような特別なレース」
「モナコは僕にとって特別なんだ。ホームレースみたいなものだからね。フランスと接しているし、いつも大勢の人々やファンがいる。そしてもちろん、モナコであるがゆえのさまざまな魅力がこのレースを特別なものにしている。誰もがモナコを知っているし、誰もがモナコに来たいと思っている。すごく難しいサーキットだし、いろいろやることも多いから、週末もすごく長くなる。だけど最後にはすごくいいショーが行われるよ」

「ここでのレースはかなり難しい。どの市街地コースも複雑だけど、モナコではひとつのミスも許されないし、ミスを犯せばまっすぐ壁に突っ込んでしまう。クルマの限界値を正確に見つけるのが難しいんだ。予選で非常に速いラップができているときを除いて、常に限界より低いところで走る必要がある。すごく狭いし、壁と壁の間をすごく速く走ることになる。それはすごい挑戦だよ」

「勝利するのが一番難しいレースじゃないかな。すべてを完ぺきにこなす必要がある。最初のフリー走行からレースが終わるまでね。フリー走行でいいペースをつかむことが必要だし、できれば予選でトップ3を確保したいところだ。その後はいいスタートを決め、いい戦略を展開して最後までいい走りをすることが必要だよ。そういうことをうまくやるのは非常に難しいけれどね」

■エステバン・グティエレス「ドライバーの腕が試されるサーキット」
「カレンダーの中でも一番象徴的なレースだ。多くの歴史がある。モナコでレースをするのはすごく特別だよ」

「求められることが非常に多いサーキットのひとつだ。週末を通じて集中をきらさないことがすごく重要なんだけれど、それは難しいよ。気が散る原因となることもたくさんあるからね。すごく忙しいイベントなんだ。小さいし、すべてが集約されているからね」

「追い抜きが一番難しいサーキットだ。ターン1にはチャンスもある。それからトンネルを抜けて低速のシケインでブレーキをかけるときもね。この2か所が最もオーバーテイクがよく見られるところだよ」

「クルマの良しあしが重要な要素であることに変わりはない。だけど、ドライバーの影響力が大きいのも事実だ。ここはすごく腕が試されるサーキットだからね。異なるドライビングスタイルや、クルマに自信が持てるかどうかで、力を最大限に引き出せるかどうかが大きく違ってくるんだ」

「僕はターン1が大好きだよ。それからカジノに差し掛かるターン3と4もね。あの個所は本当に特別だよ。それに、トンネルやスイミングプールの複合コーナーも好きだね」

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