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【決勝速報】アロンソ大クラッシュ 初参戦ハースが入賞/F1オーストラリアGP

2016年03月20日(日)16:19 pm

2016年F1第1戦オーストラリアGPが3月20日(日)、アルバート・パーク・サーキット(1周/5.303km)で3日目を迎え、現地時間16時(日本時間14時)から行われた決勝でメルセデスAMGのニコ・ロズベルグが優勝した。通算15勝目。

【結果】F1オーストラリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

フォーメーションラップ中にレッドブルのダニール・クビアトのマシンにトラブルが発生。このため、レースは予定よりも1周すくない57周で争われることになった。メルセデスAMG勢がスタートに失敗し、一気にセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのフェラーリ勢が1-2体制を築く。ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンは6番手に順位を落とし、ロズベルグも3番手走行となる。

11番グリッドからスタートしたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはひとつ順位を上げ、ポイント圏内の10番手を走行。ところがレースが17周目に入ったところで、ハースのエステバン・グティエレスとアロンソがクラッシュ。アロンソのクルマは宙を舞いながらウォールに激しくクラッシュ。クルマはほぼ原形をとどめないほどに大破してしまう。幸いアロンソにけがはなかったものの、レースはここで赤旗中断となる。

この赤旗によってベッテルが築いていた差は一気になくなり、メルセデスAMGに有利な展開となっていく。フェラーリはライコネンのクルマにエンジントラブルが発生する不運にも見舞われた。

結局、一番硬いミディアムで走り切る作戦をとったロズベルグがベッテルのピットストップにより先頭に立つと、ハミルトンもそれに続き、メルセデスAMG勢が1-2体制で今季初レースのチェッカーフラッグを受けた。ベッテルは結局3位でレースを終えている。

4位から10位までは次の通り。4位ダニエル・リカルド(レッドブル)、5位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、6位ロマン・グロージャン(ハース)、7位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、9位カルロス・サインツ(トロロッソ)、10位マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)。

マクラーレン・ホンダ勢は、上述のようにアロンソがクラッシュによるリタイア。ジェンソン・バトンは14位で2016年の開幕戦を終えている。

今年からF1参戦を開始したハースはグティエレスはクラッシュによるリタイアとなったものの、ロージャンが初レースで6位入賞を果たすという快挙を達成している。

次戦、2016年F1第2戦バーレーンGPは、4月1日(金)現地時間14時(日本時間20時)に開幕。決勝は3月29日(日)現地時間18時(日本時間24時)にスタートする。

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