マクラーレンの控えドライバーであるストッフェル・ファンドールネは、2016年は日本のスーパーフォーミュラに参戦し、2017年のF1ステップアップを目指す見込みだ。
23歳でベルギー人のファンドールネは、圧倒的な強さで今年のGP2チャンピオンに輝いた。『F1 Racing(F1レーシング)』誌に次のように語っている。
「プレッシャーは常にある。去年は2位だったから、2015年にタイトルを取らなければいけないことは分かっていた。でも、われながらプレッシャーにうまく対処できたと思う」
「GP2のほぼあらゆる記録を破った。今シーズンいかに強かったかの証拠だ」
GP2でチャンピオンになると、翌年以降は継続参戦ができない。ファンドールネは、2016年も引き続きマクラーレンの控えドライバーを務めるかたわら、スーパーフォーミュラに参戦することになりそうだ。
ファンドールネは、11月末に鈴鹿で行われたスーパーフォーミュラのテストにもホンダエンジンを搭載するダンディライアンから参加した。契約も間近だろうと見られている。
「F1とのバッティングは1、2回しかない。だから両立は可能だよ」とファンドールネは話す。
「来シーズンのF1のレースシートは手に入らない。でも、2017年にはつかみたいね。そのために全力で努力している」
「僕はここまですべてきちんとやってきた。求められたことをすべて成し遂げたんだ。これからも努力を続けるつもりだ。ただ、残念ながらこのスポーツには何の保証もないけれどね」