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マクラーレン・ホンダの新控えドライバー、日本のスーパーフォーミュラ参戦を視野に

2015年11月04日(水)16:54 pm

今季、F1の下位カテゴリーであるGP2の年間チャンピオンに輝いたストッフェル・ファンドールネが、来季日本のスーパーフォーミュラに参戦する可能性があると報じられている。

ファンドールネはマクラーレンの育成ドライバーであり、今季はGP2参戦のかたわら、マクラーレンのテストドライバーも務めていた。

控えドライバーであったケビン・マグヌッセンがチームを離脱したことで、先週末のF1メキシコGP(第17戦)にもチームに帯同していたファンドールネが来季はこのままマクラーレンの控えドライバーとなることは確定的だ。

そのベルギー人ドライバーのファンドールネだが、2015年にはまったくほかのレースには出ていなかったマグヌッセンとは違い、レースへの出走を続けることを望んでいる。

「まだどうなるかは分からないんだけど、いくつか選択肢があるのは確かだよ」

そう語った23歳のファンドールネは、次のように続けた。

「僕は多分マクラーレンの控えドライバーを務めることになるだろうし、それは素晴らしいことだよ。だけど、僕はレースを続けることで鋭敏さや集中力を保っていたいと思うんだ」

しかし、今季GP2でタイトルを獲得したファンドールネは、来季もそのままGP2を続けるわけにはいかない。そしてもちろん、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンという2人のF1チャンピオンをそろえたマクラーレン・ホンダでレースに出られる可能性がないこともよく分かっている。

そのファンドールネにとって、もっとも可能性が高いと考えられているのが、日本の最高峰フォーミュラレースシリーズであるスーパーフォーミュラへの参戦だ。エンジンサプライヤーとしてトヨタとともにマクラーレンのパートナーであるホンダが参戦しており、そういう意味では太いパイプがあることは間違いない。

ファンドールネは、スーパーフォーミュラについて次のように語った。

「クルマは少なくともGP2と同じか、それ以上の速さがあると思う。パワーは低めだけど、コーナリングスピードはもっと速いんだ」

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